就活のはじまり 3

「未経験からハローワークの職業訓練校に通ってwebデザイナーになりました。」
という大学院の友人のブログの内容はもはやうろ覚えですが、
とにかく

「未経験でも職業訓練に通ってwebデザイナーになれた。」

ってことが書いてありました。

（この機会に友人のブログを発掘して再び読み返してみたら
ものすごく勉強になるサイトとかも紹介してくれていてとても参考になりました。
参考にして私も頑張ってスピード就職をキメたいと思います。）

友人は私の３つ上で大学院の修了制作発表の時とかも鬼のようにみんなをまとめてキッチリする人でしたので、
準備の進行についていくのに精いっぱいだった私とはえらい違いはあるのですが。

が、大学院を卒業してからのこの１年間フリーターとして生活していた中で初めて気付いたことがあるのです。
自分が真面目だということです。
知らなかった。
私、自分が真面目なことに気付いてなかった。
でも思い返すと
真面目ゆえに美術作家になる王道パターンしか認めてなかったし、
真面目ゆえにキッチリ大学院まで進学してしまった。

大学院の途中で東京から大阪に引っ越してきたんですが、
大阪で関わった人々が色々ものっそい適当で、
そういう人の中に放り込まれてみたら私が「普通でしょ！」って思ってする行動が
「きっちりしてる。」
「真面目。」
「マメ。」
とか言われるんですよ。
（時間通りに来る、遅れる時は連絡する、お金を渡す時は封筒に入れる、会議で決まったことはノートにまとめてメーリスで流す、仕事で関わった人の名前と連絡先と似顔絵と会話の内容をノートにetc...）

「あぁ、真面目なのか。」
と納得して、真面目だったら、もしかしたら私も会社にお勤めするだとか納期を守るだとかそういうことが出来るんじゃないか。
と一筋の光が見え、そしてあまりにも適当な人たちと関われたおかげで、
融通もきくようになってきました。

融通がきくようになったおかげで、
自分も自由に仕事についたりしてもいいんじゃないか、と思えるようになりました。

こうして人生初の就職活動を始めることになりました。